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製品プラスチックの回収開始へ 北九州市


週刊経済2023年10月3日発行号

九州初で政令指定都市では3番目

北九州市は10月2日から、これまで可燃ごみとして焼却処分していた日用品やおもちゃなどの「製品プラスチック」を、リサイクル資源として回収を開始する。
同市では昨年4月に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に基づき、今年10月から「容器包装プラスチック」と「製品プラスチック」を一緒に回収する「プラスチック資源一括回収事業」を開始する。政令指定都市としては仙台、京都市に続くえ3番目で、九州の大都市では初めての実施。回収するのはバケツやハンガー、風呂椅子、食品容器、クリアファイル、じょうろなどのように、プラスチックでできているもの。
同市では「海洋プラスチック汚染や気候変動の原因として世界的にプラスチックごみ対策の重要性が高まっている」と話している。