福岡で人材育成、マネジメントに関する公開講座　東京のＨ＆Ｇ

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週刊経済2023年9月26日発行号

１０月から一般職、店長職向けに

人材教育に関する総合コンサル業の㈱ホスピタリティ＆グローイング・ジャパン（東京都新宿区西新宿１丁目、野中知明社長）は、１０月から福岡県内の企業に勤める従業員（一般職）、また接客業の店長に向け人材育成に関する公開講座をスタートする。
体験型やライブ配信・オンデマンド型のツールで、これまで小売・サービス業に特化した研修サービスを展開してきた実績やノウハウを生かし、新たに実践的な研修プログラムと体系化された講座を広く提供することで、新規受講者の獲得につなげる。
一般職向けと店長職向けに分かれる講座は、初回を１０月１８日に開始。午前１０時から正午までが、仕事の基礎力を高める従業員育成プログラムとして、「チームで活躍する人材の絶対的条件『主体性』」を題材とする一般職向けの講座を、また同２時から同４時までが、店長職を対象に人と組織のマネジメントスキルの構築を目指すプログラム「チームが前進する原動力『心理的安全性』」をテーマに、組織が成長するために必要な環境作りや、メンバー一人ひとりが能力を発揮するための教育方法をレクチャーする。受講料は一人、１コマあたり、一般職向けが３千円（税別）、店長職向けが５千円（同）。会場はいずれも「大手門パインビル」（福岡市中央区大手門１丁目）の会議室２階ホールで、来年１月２５日には２回目、３月１９日には３回目、７月中には４回目を実施する。
同社では「グループワークを通したチームビルディングや、その中でのマネジメントなど、体験型の研修でしか学べない集合型研修への需要が全国的に高まっている。福岡県内でもその要望は増えているだけに、多くの参加を期待したい」と話している。
同社は２０１２年４月設立、資本金は２億１７０８万円、「グローイング・アカデミー」と題した体験型研修サービスのほか、教育・人事・経営に関する各種コンサルティングを手掛ける。