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買取専門店展開のマーキュリーの私募債を受託 福岡中央銀行


週刊経済2023年9月26日発行号

発行額は3千万円、償還期間は3年間

㈱福岡中央銀行(福岡市中央区大名2丁目、荒木英二頭取)は9月15日、ブランド品や貴金属等の買取専門店を展開する㈱マーキュリー(春日市春日原北町2丁目、黒田裕也社長)が発行した福中銀SDGs私募債(よか未来の応援債)を受託した。
「よか未来の応援債」は、受託する同行が私募債発行に伴う収益の一部をSDGsに関する団体などへ寄付する銀行保証付私募債。同行では2021年から取り扱いを開始、これまで14社の私募債を受託した。今回、マーキュリーが発行した私募債の発行額は3千万円、償還期間は3年間。資金使途は事業資金。福岡中央銀行では「今後も地域のお客さまとともにSDGsへの取り組みを推進し、持続可能な社会づくりに貢献していきたい」としている。
マーキュリーは2014年4月設立。福岡、長崎エリアで買取専門店「諭吉」を運営し、イオン九州内を中心に5店舗を展開。貴金属をはじめブランド品や切手、骨とう品など幅広い品物を取り扱っている。