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福岡市東区蒲田に2カ所目のメガソーラー  福岡市    リース方式で事業者公募


 福岡市は、今年度内の稼動開始をめどに東部武節ヶ浦埋立場(福岡市東区蒲田5丁目)に出力1メガワット規模の太陽光発電所を設置する。市直営のメガソーラー発電所は、今年2月に自治体直営で初の稼動となった大原メガソーラー発電所(同市西区今津)に次ぐ2カ所目。メガソーラー発電事業の拡充のため、13年度当初予算で4049万3000円を計上した。
 東部埋立場の敷地面積は約1万9700平方m。リース方式で太陽光パネルの設置事業者と15年間の賃貸契約を結び、全量固定価格買取制度で売電する。夏めどに事業者を選定する予定で、メガソーラー発電所の設計、施工、工事監理や電気事業者への申請などについて、提案書を募集している。提案書の募集期間は4月22日から6月18日まで。
 環境局エネルギー政策課では「処分場の埋立地であるため、用途が限られる場所だった。未利用市有地有効活用のモデル事業として、また自律分散型のエネルギー社会構築の戦略の一環として取り組みを拡充していく」と話している。