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新所長に木下正人副所長が就任  中災防九州安全衛生サービスセンター    松岡所長は退任


 企業に向けて安全衛生の普及促進を図る中央労働災害防止協会(略称・中災防)九州安全衛生サービスセンター(福岡市博多区東光2丁目)の新所長に4月1日付で、木下正人同サービスセンター副所長が就任した。松岡満徳所長は定年で退職した。
 定期人事異動の一環。木下新所長は福岡市東区出身。1961年5月5日生まれの52歳。九州大学工学部卒業後、87年10月労働省(現厚生労働省)入省。97年4月香川労働基準局安全衛生課長、2004年7月厚生労働省労働基準局安全衛生部計画課長補佐、06年7月佐賀労働局労働基準部長、08年4月茨城労働局労働基準部長。10年4月中災防技術支援部マネジメントシステム推進センター所長を経て、12年4月九州安全衛生サービスセンター副所長を務めていた。木下所長は「労災を減らすため、九州の企業に安全文化を根付かせたい」と話している。
 同協会は労働災害の絶滅を目的に、労働災害防止団体法に基づき、1964年設立。2010年6月から米倉弘昌経団連会長が会長を務めている。同協会九州安全衛生サービスは1967年に開設した。