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7月は4・3%増の1117億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2023年9月20日発行号

前年同月比7店舗増

九州経済産業局が9月8日に発表した2023年7月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5557店舗)で前年同月比4・3%増の1117億円となり、20カ月連続の増加、店舗数は7店舗の増加だった。
県別では福岡が前年同月比4・3%増の481億円(7店舗減の2262店舗)、佐賀が3・9%増の73億円(5店舗増の364店舗)、長崎が3・5%増の102億円(4店舗減の525店舗)、熊本が5%増の155億円(5店舗増の776店舗)、大分が4・5%増の96億円(8店舗増の521店舗)、宮崎が4・4%増の87億円(2店舗増の440店舗)、鹿児島が4・4%増の123億円(2店舗減の669店舗)だった。2020年7月公表時から「九州」に沖縄は含まない。

全国でも20カ月連続増

経済産業省の調べによると、全店ベースのコンビニ販売額は前年同月比5・2%増の1兆1403億円で、20カ月連続のプラスだった。商品項目別では、販売額が最も大きい「ファストフード・日配食品」はおにぎり、ファストフード、総菜などの動きが良く5・7%増の4206億円となり、20カ月連続の増加。「非食品」は化粧品、日用品などが好調で0・2%増の3451億円となり、1カ月ぶりにプラスに転じた。「加工食品」は菓子、ソフトドリンク、アイスクリームなどの需要が高まり、10・9%増の3208億円となり、15カ月連続の増加。「サービス」はチケットが好調で2%増の538億円となり、1カ月ぶりのプラスだった。
詳細は表の通り。

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