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中国・上海に麺業態の1号店  JR九州グループ    外食事業の海外2号店


 九州旅客鉄道株式会社(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、唐池恒二社長)と子会社のJR九州フードサービス株式会社(同区博多駅東1丁目、中澤武信社長)は5~6月めどに、中国上海市静安区に麺業態1号店「うまやの麺麺麺」を出店する。
 外食市場の拡大が続く中国・上海において、九州と東京で展開する外食事業の経験、ノウハウを生かし展開する一環で、昨年オープンした日本料理店「赤坂うまや上海静安(じんあん)本店」に続く外食事業の海外2号店。場所は上海市の中心部に位置する静安区南京西路で、衣料品店や百貨店などの商業施設が集積する上海有数の繁華街。「うまやの麺麺麺」は海外1号店「赤坂うまや上海静安本店」で好評なちゃんぽん、ラーメン、皿うどんなどの麺類と炭火焼(豚バラ、牛タン)を中心メニューとしたカジュアルな業態。店舗内装は、赤坂うまや上海静安本店同様、木を使用することで落ち着いた雰囲気とする。事業主体は現地法人の上海JR(捷尓)餐飲(さんいん)管理有限公司(上海市静安区延安中、李春光董事長)。計画では5月下旬に仮営業を開始し(営業許可証受理後)、6月下旬に営業開始(税務登記完了後)する予定。
 JR九州フードサービスは1996年2月設立。資本金4億2100万円。麺事業や居食屋「うまや」「驛亭」、中国料理「華都飯店」など68店舗を展開(昨年7月1日現在)。2011年度の売上高は52億9100万円。上海JR餐飲管理有限公司は資本金4億円で、JR九州が74・5%、JR九州フードサービスが25・5%出資している。