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福岡市と共同でワークショップ 一般社団法人tatamama


週刊経済2023年9月5日発行号

9月11日

多胎育児(双子や三つ子などの育児)を支援する一般社団法人tatamama(福岡市中央区大名1丁目、牛島智絵代表理事)は9月11日、福岡市と共同で多胎世帯が暮らしやすいまちづくりを考えるワークショップを開催する。
市の総務企画局企画調整部が運営する「みんなでつくる福岡市の将来計画プロジェクト」において、市や自分自身の将来などについて参加者同士で語り合うワークショップとして開催。場所は「セブンイレブン福岡渡辺通1丁目店」そばの春吉公民館。時間は午前10時半~午後0時半まで。多胎児を育てる上で社会障壁となっている点や不安や悩み、解決策、理想の未来などに関してディスカッションする。また、1階の児童室で託児も受け付ける。牛島代表理事は「当日参加できない方からも多くの意見が集まっている。これらの声も踏まえて、行政に届けていきたい」と話している。
牛島代表理事は京都市出身。1984年7月20日生まれの39歳。京都精華女子高校卒。Webコンサル事業などを手掛ける。双子の妊娠・出産をきっかけに、今年7月に同法人を設立。福岡市における多胎育児支援を目的に、多胎育児に役立つ情報を発信するSNS運用や多胎世帯の交流会を実施している。