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アップサイクルクラフトビールを共同開発 力の源ホールディングス


週刊経済2023年9月5日発行号

ラーメン麵の端材使用

ラーメン店「博多一風堂」経営、飲食関連コンサルティングなどの㈱力の源ホールディングス(福岡市中央区大名1丁目、山根智之社長)は8月29日、ラーメン麵の端材を原料としたアップサイクルクラフトビールの販売を開始した。
廃棄間近の食材をクラフトビールにアップサイクルするビールブランド「UTAGE BREWING」の環境に配慮する取り組みに共感し、運営元の㈱Beer the First(神奈川県、坂本錦一社長)との協業で共同開発したもの。原料には土産用ラーメンの麺を作る際に餌出てしまう端材を使用している。商品名は「KAEDAMA ALE(カエダマエール)」で、「一風堂」の博多駅店、銀座店、イクスピアリ店、成田空港店の4店とオフィシャルECサイトで販売する。内容量は1本330㎖で、価格は税込750円(成田空港店のみ税込900円)。
同社では「一風堂のとんこつラーメンやチャーシューとペアリングできるクラフトビール。日本のクラフトビールの素晴らしさやフードロス問題に興味を持ってもらえるきっかけになればと期待している」と話している。