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ゴールデンウィークの交通量は1・6倍の2万台に  二丈浜玉道路    4月1日の無料化が後押し


 福岡国道事務所が5月14日に発表した二丈浜玉道路のゴールデンウィーク期間中の交通量は、有料化だった前年と同じ時期に比べ、約1・6倍の約2万台だったことが分かり、4月1日からの無料化が交通量増加を後押ししていることが分かった。
 調査はゴールデンウィーク期間中の5月3日に吉井インター付近で実施、午前7時から午後7時までの12時間の交通量は前年の約1万2700台から約7300台多い約2万台と約1・6倍に増加した。これに合わせ、同事務所は道路の無料化で恩恵を受ける唐津市や唐津商工会議所、唐津観光協会などにヒアリング調査を実施、「特に大型連休中は二丈浜玉道路の交通量が多くなっていることを実感している。福岡方面に向けたPR活動を強化していきたい」(唐津市観光課)、「6月30日まで無料化を記念したスタンプラリーを実施し、利用者の評判は良い。道路を利用する運送会社からも時間短縮や燃料費の節約などメリットを享受する声が出ている」(唐津商工会議所)、「連休中に開催された唐津やきもん祭りは、前年に比べ7万人増加した。夏から秋にかけて花火大会や唐津くんちなどの各種イベントを控えており、多くの来場者を期待している」(唐津観光協会)など無料化による活性化を実感する声が出ているという。