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新機器導入など販管費増で増収減益  トータル・メディカルサービス    13年3月期


 調剤薬局経営の株式会社トータル・メディカルサービス(新宮町緑ヶ浜4丁目、大野繁樹社長)の2013年3月期連結決算は売上高が前期比37%増の113億8500万円、経常利益が同17・2%減の4億7800万円の増収減益だった。純利益は前期比45・3%減の1億6500万円。
 2011年12月に医療機器販売・給食関連事業会社を子会社化し、売上高は増えたが、レセプトコンピューター(診療報酬明細書)の新機器導入や病院や福祉施設内給食業務受託にかかわる販売管理システムの入れ替えなど、給食や医薬卸事業強化に伴う販管費の増加が響いた。
 今期、調剤薬局事業では新規出店や医療機関の誘致を実施。また、メディカルサポート事業では引き続き医薬品卸・給食業務受託の新規契約獲得に注力し、売上高は前期比9・2%減の103億3200万円、経常利益が同19・7%減の3億8400万円の減収減益を見込む。