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自宅訪問型家事サポートを開始 ウェルネスサポートLab


週刊経済2023年8月29日発行号

25人の体験モニターを募集

看護ケア事業などの(一財)ウェルネスサポートLab(福岡市中央区渡辺通2丁目、笠淑美代表理事)は8月1日、自宅訪問型の家事サポートを開始した。
「令和5年度 地域における孤独・孤立対策に関するNPO等の取組モデル調査(内閣官房)」に採択されたもの。同法人の養成講座を修了した家事経験5年以上の有償ボランティアが、利用者宅で家事をサポートしながら小学生以上の児童や父親に家事の教育まで手掛ける。25人の体験モニターを募集しており、対象は福岡市在住の2子(世帯所得500万円以下)または3子以上(所得不問)の核家族女性。サポートは1コマ90分が10回(掃除2回、片付け1回、料理4回、補講3回)で費用は7500円(税込み)。訪問時間帯は午前8時~午後9時。体験期間は11月末までで利用者のアンケート結果をもとに改良を加え、来年4月から3万3千円(同)で本格提供する予定。同法人では「将来的には育児休暇中の男性や子どもを対象とした家事教育プログラムの展開も視野に入れている」と話している。