売上高は１５・１％増の１６億８７００万円　アンサーホールディングス

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週刊経済2023年8月29日発行号

経常利益は５３００万円で黒字転換

総合不動産業の㈱アンサー倶楽部（北九州市小倉北区浅野２丁目、三谷俊介社長）の持ち株会社、㈱アンサーホールディングス（福岡市博多区博多駅東２丁目、同社長）の２０２３年６月期連結決算は、売上高が前期比１５・１％増の１６億８７００万円、経常利益が５３００万円（前年同期は経常損失３４００万円）だった。
キャンペーンなどの各種施策の推進で来店者数が増加したほか、不動産売買を中心に仲介件数が堅調に推移。また、保有していた販売用不動産も計画を上回る販売実績を達成し増収となった。利益面は、売上高の増加が寄与するとともに、販売費および一般管理費の削減、業務効率化を図ったことで黒字転換した。営業利益は８８００万円（前年同期は営業損失６００万円）、当期純利益は６千万円（前年同期は当期純損失５５００万円）。今期は売上高が前期比９・３％増の１８億４３００万円、営業利益が前期並みの８８００万円、経常利益が３・８％増の５５００万円、当期純利益が３８・６％減の３８００万円を見込んでいる。
同社は２０１６年６月設立（中核企業㈱アンサー倶楽部：００年６月設立）。資本金１億円。従業員１４０人（グループ）。２２年１月東京証券取引所の特定投資家向け株式市場「TOKYO PRO Market（東京プロマーケット）」に上場。