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EV中心の次世代型タクシー営業所の運用開始 第一交通産業ら3社
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週刊経済2023年8月22日発行号
門司、門司港営業所に導入
タクシー大手の第一交通産業㈱(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)と、三菱オートリース㈱(東京都港区、中野智社長)、三菱商事㈱(東京都港区、中西勝也社長)の3社は7月31日、電気自動車(EV)中心の次世代型タクシー営業所の運用開始を発表した。
地域交通の維持、発展、およびタクシー事業の低炭素、脱炭素化を図るもの。三菱オートリースがEVリース、およびメンテナンスなどの総合ソリューションサービスで、三菱商事が自動車産業におけるバリューチェーン事業と移動に関する課題を解決するモビリティサービス事業の分野に取り組む。第一交通産業子会社の北九州第一交通産業㈱(北九州市小倉北区下富野3丁目)の門司営業所にテスラモデルYや日産リーフなどEV12台、充電器、太陽光発電システム、エネルギーマネジメントシステムを設置するほか、同社門司港営業所にEV6台と充電器を順次導入する計画。また、第一交通産業グループと提携タクシー会社間を結ぶネットワーク「№1タクシーネットワーク」に加盟する北九州市と岡山県井原市のタクシー会社でもEVを導入していく。第一交通産業は「地域交通の重要な担い手としてタクシー事業の発展、およびカーボンニュートラルの実現に努めたい」と話している。