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6月は4・5%増の1037億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2023年8月17日発行号

 九州経済産業局が8月7日に発表した2023年6月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5548店舗)で前年同月比4・5%増の1037億円となり、19カ月連続の増加、店舗数は2店舗の増加だった。
県別では福岡が前年同月比4・6%増の449億円(9店舗減の2259店舗)、佐賀が4・6%増の68億円(7店舗増の364店舗)、長崎が4・7%増の95億円(3店舗減の523店舗)、熊本が5・8%増の144億円(増減なしの772店舗)、大分が3・7%増の89億円(7店舗増の520店舗)、宮崎が3・1%増の79億円(2店舗増の440店舗)、鹿児島が4・3%増の113億円(増減なしの670店舗)だった。2020年7月公表時から「九州」に沖縄は含まない。

全国でも19カ月連続増

経済産業省の調べによると、全店ベースのコンビニ販売額は前年同月比3・6%増の1兆506億円で、19カ月連続のプラスだった。商品項目別では、販売額が最も大きい「ファストフード・日配食品」はおにぎり、弁当、総菜などが好調で5・3%増の3823億円となり、19カ月連続の増加。「非食品」は雑誌、書籍、タバコなどが低調で0・3%減の3351億円となり、9カ月ぶりの減少。「加工食品」は菓子やソフトドリンクなどの動きが良く、8・2%増の2862億円となり、14カ月連続の増加。「サービス」はチケット、カードなどが不調で6・6%減の470億円となり、5カ月ぶりの減少となった。
詳細は表の通り。

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