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積極出店で売上高は8276億9700万円 コスモス薬品


週刊経済2023年8月17日発行号

年度末の総店舗数は1358店に

ドラッグストアチェーンの㈱コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、横山英昭社長)の2023年5月期連結決算は、売上高が前期比9・6%増の8276億9700万円、経常利益が同0・7%増の330億8600万円で増収増益となった。
九州地区の23店舗をはじめ、中国・四国・関西地区で32店舗、中部地区や関東地区で63店舗の計118店舗を出店するなど、自社競合をいとわず新商圏への積極展開で店舗数は1358店舗にまで拡大。売上高は32期連続の増収となった。利益面も増収基調に伴い、営業利益は1・1%増の301億2800万円、純利益は2・8%増の237億9700万円でともに増益となった。
今期は、九州・中国・四国地区を基盤に新商勢圏の関東・中部・関西地区への出店も積極的に進め、通期は売上高が9160億円(10・7%増)、営業利益が302億円(0・2%増)、経常利益が332億円(0・3%増)、純利益が238億円の増収増益を見込む。