中央区大名２丁目に福岡オフィス開設　大阪のＳｔａｙｗａｙ

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週刊経済2023年8月8日発行号

顧客増加に伴い

補助金や助成金に関するＤＸ支援の㈱Ｓｔａｙｗａｙ（大阪市中央区本町、佐藤淳社長）は７月、福岡市中央区大名２丁目に福岡オフィスを開設した。
同社が提供する「補助金クラウド」の顧客増加に伴い開設したもの。場所は「Ｆｕｋｕｏｋａ Ｇｒｏｗｔｈ Ｎｅｘｔ」内で、スタッフは半常駐で佐藤社長含む２人。年度末までに常駐１人、半常駐２人の３人体制を目指しており、現地での採用も開始する予定。同月１日、名古屋にもオフィスを開設している。「補助金クラウド」とは、補助金利用の情報収集や申請の難しさから、補助金を活用できていない企業を支援するため２０２２年７月に提供開始したクラウドサービス。官公庁や自治体などの約３千種類の補助金の中から、企業に合った補助金の情報を取得できるほか、専門家に相談できるチャット機能や申請書類の自動作成機能などをそろえる。補助金利用に課題を抱えている中小企業を支援する士業や金融機関を主な顧客先としている。佐藤社長は「補助金クラウドで九州の金融機関や士業をサポートすると同時に、間接的に多くの中小企業を支援していきたい」と話している。
佐藤社長は奈良県出身。１９８３年８月３１日生まれの３９歳。東京大学経済学部卒。趣味はバーベキュー、ゴルフ。
同社は２０１７年７月設立。資本金は１億６千万円（資本準備金も含む）。従業員数は約３０人（非常勤も含む）。