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大野島―諸富間の交通量は約1・1万台に 有明海沿岸国道事務所


週刊経済2023年8月8日発行号

開業半年の整備効果

九州地方整備局有明海沿岸国道事務所は、地域高規格道路・有明海沿岸道路のうち昨年11月に開通した大野島インターチェンジ(IC)―諸富IC(大川市―佐賀市諸富町)の整備効果を発表、1日当たりの交通量は約1万1千台だった。
福岡県と佐賀県との位置する約1・7キロ区間。同区間の開通で並行する現道の国道208号で約1割、主要地方道・大牟田川副線で約6割が転換しており、一般道から地域高規格道路へのシフトが進んでいるという。また、交差点の渋滞延長も国道208号の諸富交差点西交差点も開通前に比べて410メートル、国道444号の早津江橋交差点では600メートルの渋滞がゼロとなるなど渋滞解消につながっていることが分かった。また、同区間の開通に伴い、全区間の利用交通量は2021年度と比較し、交通量の多い区間で約1・5倍、全区間においても交通量が増加しているなど広域交通ネットワークが形成されていることも分かった。