久留米市と鹿児島市に補聴器相談室　九州リオン

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週刊経済2023年7月25日発行号

全５店舗に

補聴器、音響計測器など販売の九州リオン㈱（福岡市博多区冷泉町、大畠久美社長）は６月１日、久留米市東町と鹿児島市新町に補聴器の相談室を開設した。４、５店舗目。
店名は「聞こえの相談室久留米」と「同鹿児島」。久留米の場所は西鉄久留米駅北東側のオフィスビル「ワカナステートビル」２階。店舗面積は２０㎡。鹿児島の場所は「天文館公園」東側のマンション「鹿児島コーヨービル」１階。店舗面積は３３㎡。両店舗共に言語聴覚士の資格を保有するスタッフ３人が在籍。「役に立つ補聴器に」をコンセプトに、補聴器のフィッティングや使い方のレクチャーに加え、推測力や注意力、短期記憶力などの向上を目的とした会話トレーニングを実施する。トレーニングは予約制で、料金は１回６０分税込み千円。大畠社長は「補聴器を使いこなせている人は少ないと感じている。円滑なコミュニケーションを実現するために言語聴覚士が『聞こえ』をサポートしていく」と話している。
大畠社長は大分県宇佐市出身。１９５９年１２月１４日生まれの６３歳。大分工業大学卒。趣味はメダカの飼育、家庭菜園。
同社は１９５２年２月設立。資本金は９千万円。従業員数は１７８人。２０２３年３月期売上高は３８億６７４２万円。