NEWS
売上高は19・2%増の8億6400万円 フロンティア中間期
Tag:
週刊経済2023年7月25日発行号
経常利益は2・6倍の4700万円
福証Qボード上場で、自動車用アクセサリー部品メーカーの㈱フロンティア(福岡市中央区天神2丁目、山田紀之社長)の2023年11月期中間連結決算は、売上高が前期比19・2%増の7億2500万円、経常利益が2・6倍の4700万円で増収増益だった。
売上面では、自動車用品販売を主とするPB販売事業において、自動車販売台数やインバウンドの回復によるレンタカーの需要増に伴い、車両の入れ替えやフロアマット製造工場の操業開始で商品ラインナップが増加。販売が好調に推移したことで増収となった。利益面は販売価格の見直しやコスト削減に努めた結果増益となった。営業利益は2・1倍の5100万円、上半期純利益は2・1倍の3千万円。
また、通期予想を修正しており、売上高が前期比18・4%増の22億7千万円、営業利益が2・4倍の1億4600万円、経常利益が3・2倍の1億4千万円、当期純利益が2・7倍の1億500万円で増収増益を見込んでいる。
同社は2002年に山口県周南市で「CARフロンティア山田」として創業、03年12月設立。資本金5139万円。従業員14人(21年8月末)。08年5月に現社名に変更し、14年7月に福岡支店(福岡市中央区天神2丁目)を開設。19年4月に本社を福岡に移し周南市の旧本社を山口支店とした。18年7月東京証券取引所「東京プロマーケット」上場(21年10月末廃止)、21年11月福岡証券取引所「Qボード」上場。