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やずやと包括的連携協定 福岡女子大学


週刊経済2023年7月19日発行号

食や栄養の共同研究

公立大学法人福岡女子大学(福岡市東区香住ヶ丘1丁目、向井剛学長)は7月6日、健康食品の通信販売を手掛ける㈱やずや(福岡市南区那の川1丁目、矢頭徹社長)と包括的連携協定を締結した。
1975年創業のやずやは2007年に研究助成機関「食と健康の研究所」を設立し、経験や資金不足から研究を進めることが難しい若手研究者への支援に取り組んできた。研究ノウハウの蓄積などを目的に食・健康学科を持つ同学にやずやが打診したもの。主に若年層を対象とした食や栄養に関する共同研究を進めていく方針で、今後はやずやがオーナーを務めるプロバスケットボールクラブ「ライジングゼファー福岡」のユースチームなどから協力を得て、食事のタイミングや栄養バランスが選手の成長にどう影響するかなどについて研究する予定。当日の調印式で向井学長は「当学は食について研究の蓄積があり、地域の課題にいかに応えるかをミッションに掲げているので有難く申し出を受け入れた」と語った。