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「よかばい・かえるばい企業」に参加 岡本土木


週刊経済2023年7月11日発行号

完全週休二日制や年間休日125日などを実現

官公庁の元請け工事をメインに、一般土木・舗装・港湾の施工管理を手掛ける岡本土木㈱(北九州市小倉北区貴船町、前田英明社長)は6月23日、福岡県の働き方改革推進事業「よかばい・かえるばい企業」に参加した。
同事業は、県内企業が働き方を見直すための取り組みを宣言し、実行するもの。同社では業界に先んじて、完全週休二日制の導入や年間休日125日を確保しているほか、有給休暇取得推進日を設けることで、連続休暇・有給休暇の取得を推奨する。また、従業員の健康面に配慮した施策の一環で、従業員は人間ドッククラスの健康診断の受診もできる。前田社長は「これからも従業員が性別や年齢を問わず、心身ともに健康で働きやすい職場づくりを目指していきたい」と話している。
同社は1917年4月創業。50年5月設立。資本金3200万円。従業員72人。2022年6月期売上高は34億円。社員の半数以上が公共工事で必須資格の一級土木施工管理技士を保有し、高い施工管理力が強み。19年度から4年連続で北九州市と国土交通省九州地方整備局から工事成績優秀企業の認定を受けている。