３行提供の銀行アプリを刷新　ふくおかＦＧ

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週刊経済2023年7月11日発行号

現行アプリは来年３月終了

㈱ふくおかフィナンシャルグループ（福岡市中央区大手門１丁目、五島久社長）は来年３月までに、傘下３行が提供している銀行アプリを刷新する。
コロナ禍を通じた暮らしの変化やデジタル化の進展により、非対面での銀行取引の利用ニーズが増す一方、デジタルに不安や苦手意識を抱える顧客も増えてきたことから、現行アプリを刷新。福岡銀行の新アプリは７月２６日、熊本、十八親和銀行の新アプリは今年秋頃にリリースし、現行アプリは来年３月に終了する。当初は残高照会や振込などの基本的な銀行機能からリリースし、保有投資信託・カードローンの管理機能などお金の悩みや課題を解消するための機能追加や改善を実施していく。同行では「『あなたによりそう、銀行アプリ』をコンセプトに、さまざまなお客さまのお金やデジタルにまつわる“分からない”や“不安”に寄り添うアプリを提供していきたい」と話している。