天神２丁目に福岡支店を開設　東京のエンリード不動産

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週刊経済2023年7月11日発行号

今期の売上高で１０億円を目指す

中古マンションの買い取り再販事業の㈱エンリード不動産（東京都港区東麻布、工藤神平社長）は６月１日、福岡市中央区天神２丁目に福岡支店を開設した。
堅調な中古マンション市場を背景に、全国展開の初出店で福岡を選んだ。場所は通称・明治通りの天神西交差点南側のオフィスビル「天神プライム」９階。従業員は計５人で営業スタッフ４人・事務スタッフ１人。今期で１０人体制にしたい考え。また、今期は東京の既存社員と現地採用の営業人員のもと、販売件数は計３０件、支店単体の売上高で１０億円を目指す。工藤社長は「当社は現在５期目。その節目で自身の出身地に支店開設できたことは大変嬉しく思う」と話している。
工藤社長は福岡市出身。１９９０年１１月１７日生まれの３２歳。九州国際大学法学部卒。中古マンションの再販事業・㈱未来都市開発（東京都）の勤務を経て、２８歳でエンリード不動産を設立。趣味は１歳半の娘と遊ぶこと。
同社は２０１９年４月設立。資本金９００万円。従業員３０人。２０２３年３月期売上高は４０億円。