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医療スタッフの電話帳同期アプリ クロスログ


週刊経済2023年6月20日発行号

年間導入目標は20~30件

ソフトウェア開発のクロスログ㈱(福岡市博多区博多駅中央街、宮原智新社長)は5月25日、自社開発の訪問診療専用スケジュール管理ソフト「クロスログ」に電話帳共有のオプション機能を追加した。
スマートフォン向けのアプリ「クロスログコネクト電話帳共有アプリ」を用いて、クロスログに登録がある患者や施設、スタッフなどの電話番号をスマートフォンの電話帳に同期することで、登録の手間などを省き、医療業務に専念できる環境づくりにつなげる。クロスログの利用料金は患者数に応じて月額税込1万1千円~5万5千円で変動し、電話帳共有アプリの料金は同5500円。年間導入目標は20~30件。宮原社長は「今後は音声共有のような形でのアップロードを考えている。他には、夜に電話を取れない時に転送する機能などを追加していきたい」と話している。
宮原社長は佐賀県鳥栖市出身。1986年12月8日生まれの36歳。熊本大学理学部理学科卒。趣味は家族旅行。
同社は2020年12月設立。資本金は3千万4952円。従業員数は7人(パート・アルバイト含む)。22年11月期売上高は3700万円。