父の日向けギフトセットを販売開始　吉開のかまぼこ

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週刊経済2023年6月13日発行号

お中元用なども展開予定

食品製造の㈱吉開のかまぼこ（福岡市中央区今泉１丁目、林田茉優社長）は５月３０日からオンラインショップで父の日向けギフト商品の予約受付を開始した。
ギフト商品の提案を進めている一環。「父の日」向けギフトの予約は６月１６日までで、内容は「古式かまぼこ」１本１１０ｇの３本セットで税込み２９８０円、５本セットで４８５０円。黄色の帯のギフトボックスに、オリジナル絵柄のメッセージカードを付けたものを用意した。同社のかまぼこは原料無添加にこだわっている点が特徴で、贈答用メインの販売を軸にしている。甘いものが苦手な人や健康を意識した人へ贈るニーズが多いほか、最近は法人利用で取引先向けや従業員向けの複数注文もみられるという。今年から母の日、父の日向けに続き、お中元や敬老の日、お歳暮などのシーンごとに合わせたギフト品を提案していく方針で、今夏は他社とのコラボ商品も構想している。将来的には季節限定の味や、スティックタイプなどの手軽に食べやすい商品も開発・提供していきたい考え。林田社長は「健康を意識した方の耳に入り手に届く動線づくりに注力するとともに、贈った方も贈られた方も喜んでもらえるギフトの提案を増やしていきたい」と話している。
同社は１８９０年創業。２０１８年から休業していたが、２１年にシステム開発のフロイデ㈱の子会社となり、事業を再開した。資本金１千万円。