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飯塚市の創業店跡に二子山部屋の稽古場・宿舎建設 玉屋グループ


週刊経済2023年6月13日発行号

10月の完成目指す

パチンコホール経営の玉屋(福岡市中央区春吉3丁目、山喜多映一社長)グループは、飯塚市本町に大相撲二子山部屋(親方・元大関雅山)の九州場所期間中の稽古場・宿舎を建設している。完成は10月。
場所は玉屋飯塚本町店跡地。同所では2018年8月に店舗の一部(約160㎡)を改装し、土俵や鉄砲柱のほか、トイレやシャワールームを完備して二子山部屋に提供していたが、創業店として70年が経過し施設の老朽化も見られたことから、建物を取り壊した上で、稽古場・宿舎を新築することにした。事業主体は同社の関連会社で、飲食・不動産管理業の㈱三和(同所、森田守社長)が担う。敷地面積は約490㎡。玉屋グループでは「当社の発祥の地が創業70周年を機に新たに生まれ変わる。地域に明るい話題を提供できる施設として、飯塚の地を盛り上げたい」と話している。
6月5日には同所で地鎮祭が執り行われ、参列した施主、工事関係者ら24人が工事の無事を祈願した。