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売上高が1・4%増の182億5000万円 新日本製薬9月中間期


週刊経済2023年6月13日発行号

上期最高の売り上げ

東証プライム上場で化粧品、健康食品、医薬品の企画・販売の新日本製薬㈱(福岡市中央区大手門1丁目、後藤孝洋社長)の2023年9月中間期連結決算は、売上高が1・4%増の182億5000万円、経常利益が13・5%減の14億6700万円で、増収減益だった。
20~30代向けのスキンケアブランド「パーフェクトワンフォーカス」のECモール販売や取り扱いドラッグストアの拡大、ヘルスケア商品の新規顧客開拓の推進などで上期最高の売り上げだった。利益面は、育成ブランドやオールインワン美容液ジェルシリーズへの広告投資を増額したことなどで減益だったものの、期首の想定通りに推移している。営業利益は12・5%減の14億6700万円、四半期純利益が14%減の9億8000万円だった。
23年9月期は、新商品投入や、ECモールと卸売販売を融合した新たな事業モデルの確立などを進め、売上高が5・2%増の380億円、経常利益が0・5%減の34億7100万円を見込んでいる。