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旧浮羽老人ホームを公募型プロポーザルで売却 うきは市


週刊経済2023年6月6日発行号

最低価格は263万8千円

うきは市(髙木典雄市長)は5月15日、用途を廃止した同市所有の旧浮羽老人ホームの土地および建物を公募型プロポーザル(事業提案)方式に基づき、売却することを明らかにした。
利用予定のない市有財産の有効活用および自主財源の確保を図るのが狙い。場所は県道81号(久留米浮羽線)沿いにある原鶴温泉病院から約30m北側。同市では今後のさらなる展開について民間事業者から柔軟な発想・企画を募り、周辺地域と調和する事業を募集する。
敷地面積は4866・9㎡。建物は管理棟(平屋建て:建築面積1311・9㎡)と居室棟(2階建て:延べ床面積404・4㎡)からなる施設本体(1980年建築)をはじめ、職員宿舎(木造平屋建て:建築面積85・4㎡)、車庫、理髪室など延べ床面積計2023・4㎡となる。地目は宅地・鉱泉地。建ぺい率は70%、容積率は200%。最低価格は263万8千円。売却物件は現状有姿のままの引き渡しとなる。なお、建物は未登記で解体を見込んだ設定となっている。
応募申込書の受付は6月14日まで。企画提案書の受付は6月19日~30日まで。プロポーザル審査(プレゼンテーション)については7月4日午後を予定している。詳細は都市計画準備課まで。