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前年同月比15・8%増の167億536万円 福岡市内4百貨店の4月売上高


週刊経済2023年6月6日発行号

19カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の4月売上高は、前年同月比15・8%増の167億536万円で19カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が5月23日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身の回り品が49億6300万円(26・8%増)、雑貨が41億900万円(12・1%増)、衣料品が38億9900万円(14・4%増)、食料品が27億6100万円(9・7%増)、家庭用品が3億3200万円(1・0%増)、食堂・喫茶が1億9500万円(31・0%増)。気温上昇によりUV関連商品などの衣料品や身の回り品が好調。ラグジュアリーブランドなどの高付加価値商材とインバウンドがけん引した。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では161億3547万円(2・5%増)で4カ月連続のプラスとなった。商品別では衣料品が52億3400万円(1・0%増)、食料品が43億5400万円(6・1%増)、雑貨が28億2500万円(1・7%減)、身の回り品が21億500万円(0・5%減)、家庭用品が7億9700万円(8・6%増)、食堂・喫茶が4億4700万円(19・8%増)だった。
全国の売上高は、前年同月比8・6%増の4088億円と14カ月連続のプラスで、入店客数は6・6%増えた。外出機会の増加から、衣料品や身の回り品が好調。増勢が続く高額商材が寄与したほか、各社が展開した外商催事や会員向け施策、物産展などのイベントが盛況だった。これらを高伸が続くインバウンドがけん引した。

表はこちらから。