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売上高は5・1%減の185億900万円 ヤマウHD


週刊経済2023年5月23日発行号

利益も原材料高騰などの影響で減

コンクリート製品製造、販売のヤマウグループの持ち株会社ヤマウホールディングス㈱(福岡市早良区東入部5丁目、有田徹也社長)の23年3月期連結決算は、売上高が前期比5・1%減の185億900万円、経常利益が同10・0%減の21億500万円の減収減益だった。
中・長期的な公共投資が縮小、漸減する中、インフラ整備工事への対応や高騰する資材・原材料などの販売価格への転嫁に取り組んだが、主力のコンクリート製品製造・販売事業の出荷量が予想を下回り減収。また利益面も減収基調や好採算案件の受注減、資材・。原材料価格の高騰が影響したことで、営業利益は10・4%減の19億9700万円、純利益が13・3%減の13億2400万円でともに減益となった。
今期は売上高200億円(8・1%増)、経常利益が21億5千万円(2・1%増)の増収増益を見込んでいる。