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「J-Startup KYUSHU」に選定 Tensor Energy


週刊経済2023年5月16日発行号

再エネ発電運用プラットフォーム開発

再生可能エネルギー(再エネ)発電所と蓄電池の運用最適化プラットフォームを開発するTensor Energy㈱(テンサーエナジー・福岡市中央区大名2丁目、堀ナナ代表、フィルター・ヴィンセント代表)は4月18日、九州経済産業局が運営する「J-Startup KYUSHU」に選定された。
「J-Startup」とは経済産業省がグローバルに活躍するスタートアップ企業を育成支援するプログラム。その地域展開として、九州は2021年12月から開始し、今回第2次として15社が追加選定された。同社は、事業者向けに再エネ発電所と蓄電池の運用を計画から運転開始後までサポートするクラウド型プラットフォーム「Tensor Cloud」を開発している。堀代表は「再エネの安定供給を図るための取り組みを評価いただいた」と話している。
同社は2021年11月設立。資本金7253万円。従業員数8人。開発している「Tensor Cloud」では今後、6月から既存のデータプラットフォームと長期のキャッシュフローシミュレーションに加えて、発電量予測機能を実装したものを販売開始する予定。また、売電管理や資産管理、運用管理などの機能を順次拡充していく。