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福岡市教育委員会に書籍74冊を寄贈 堀内電気


週刊経済2023年4月18日発行

さぎんSDGs私募債の発行受け

太陽光発電所、電気通信設備の設計・施工業の㈱堀内電気(福岡市博多区浦田1丁目、堀内重夫社長)は3月28日、福岡市教育委員会に書籍74冊を寄付した。
これは佐賀銀行を引受先とするSDGs私募債「地域の芽 未来の芽・育む債」を発行(2月28日付、発行額5千万円、償還期間5年)したことに伴うもので、同私募債では発行金額の0・2%相当額の物品や寄付金などをSDGsに資する学校・団体へと寄贈することになっている。
同社が寄贈したのは、ハウステンボスの創業者で2020年9月に78歳で亡くなった神近義邦氏の自伝「シーボーンキングダムー千年の時を刻むー」。堀内電気の元社員で、現在㈱エコ研究所(佐世保市)の社長を務める石橋卓弥氏の伯父が神近氏にあたることから、同社が出版元となり発行した神近氏の自伝を堀内社長がまとめ買いし、福岡市内の市立小・中・高校(計74校)で活用してもらおうと寄贈した。県内では昨年10月の福岡県教育委員会(県立高校95校)に次ぐ寄贈となった。