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建機レンタルの第一機械産業を吸収合併 ニシケン


週刊経済2023年4月11日発行

予定は11月1日

九州一円で建機レンタルを展開する㈱ニシケン(久留米市宮ノ陣町、田中誠一社長)は、同業の第一機械産業㈱(鹿児島県鹿屋市、坂本実社長)を吸収合併する。今年11月1日の予定。
両社は東証プライム上場の建機レンタル企業・㈱カナモト(札幌市、金本哲男社長)の子会社。カナモトグループの企業戦略の一環として、事業効率化による共通コスト低減や経営資源の効率的な運用を促進する狙い。合併方式はニシケンを吸収合併存続会社、第一機械産業を吸収合併消滅会社とする吸収合併方式で、第一機械産業は効力発生日をもって解散する。同社は九州南部を中心に建機レンタル、販売を手掛けており、種子島や奄美大島といった離島でも営業網を持っている。1977年9月設立。資本金2千万円。2022年10月期売上高は26億9400万円。ニシケンでは「九州エリアでさらなるシェア拡大を図っていきたい」と話している。
ニシケンは1960年11月設立。資本金11億1900万円。2022年10月期売上高は203億3900万円。