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新卒者は前年比32人減の234人が入社 九州電力


週刊経済2023年4月11日発行

4年ぶりに対面形式で実施

九州電力㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、池辺和弘社長)は4月3日、同市城南区松山1丁目の社員研修所で入社式を実施した。
対面形式での入社式は4年ぶり。通年採用を含めた入社予定者数248人で、うち今年度の新卒者は前年比32人減の234人だった。内訳は大学・専門・短大卒が147人(事務系52人、技術系95人)、高専卒3人(技術系)、高卒は84人(技術系)。男女別では男性206人、女性28人。式では社員代表に辞令が交付され、従業員記章が授与された後、池辺社長があいさつ。昨年から続くロシアによるウクライナの軍事侵略などによる燃料費価格の高騰、今年2月に政府がグリーントランスフォーメーション、いわゆるGX実現に向けた基本閣議が決定されるなど電力会社を取り巻く経営環境などに触れながら、「九電グループを取り巻く経営環境は大きな転換期を迎えている。変わりゆく環境の変化の中で、皆さんが新しい視点で会社を見つめ、さわやかな変化の風を吹かせてくれることを心から期待している」とエールを贈った。
2024年度の採用予定人数は定期採用280人、オープン採用20人の計300人を予定している。