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昨秋に続き利益予想を上方修正 南陽


週刊経済2023年3月28日発行

配当予想も修正

福岡市博多区博多駅南5丁目の機械商社・㈱南陽(武内英一郎社長)は3月7日、通期決算の連結業績予想を上方修正した。
昨年10月24日に上方修正していたが、さらに利益面で修正したもの。売上高については見送ったものの、経常利益は2億円上回る前期比16・5%増の31億円に修正。営業利益は2億円上回る同20・8%増の29億円、純利益は1億5千万円上回る同15%増の20億円を見込んでいる。新型コロナウイルスの感染動向や資源価格の上昇、部品不足に伴う長納期化の影響など、不透明な状況を勘案して業績予想を策定していたが、主に建設機械事業で災害復旧工事需要が継続し、レンタル機械の稼働率が向上したことから利益面で前回予想を上回る見通しとなった。
これに伴い、同社は期末配当をさらに7円上回る80円に修正し、年間では前期を13円上回る95円になる見込み。