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インフレ特別手当とベアおよび新卒初任給引き上げ ホープ


週刊経済2023年3月21日発行

生活基盤の整備と人材確保を図る

自治体向けサービスの㈱ホープ(福岡市中央区薬院1丁目、時津孝康社長)は3月7日、従業員に対するインフレ特別手当の支給と23年4月からのベースアップならびに新卒初任給引き上げを発表した。
昨今の著しいエネルギー価格や物価高騰を踏まえ、従業員が安心して業務に取り組むことができる生活基盤の整備と、人材採用が難しくなっている社会状況の中で将来の事業成長および企業価値向上を目指すもの。インフレ特別手当は、23年4月1日在籍の正社員130人(試用期間中は除く)に一人当たり一律5万5555円を4月中に支給。ベースアップは正社員に加えてパートタイマー20人も対象で、4月1日から正社員は月額1万円、パートタイマーは時給60円のベースアップを適用する。新卒初任給は23年4月1日入社予定の新卒新入社員の給与を21万5千円から1万5千円増の23万円に引き上げる。インフレ特別手当とベースアップを合わせて、約4%(定期昇給を除く)の昇給となる。