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宮若市と産官連携協定 トライアルHD


週刊経済2023年3月14日発行

まちづくりプロジェクトを継続

スーパーセンターなどを展開する㈱トライアルホールディングス(福岡市東区多の津1丁目、亀田晃一社長)は2月28日付で、宮若市と産官連携協定を締結した。
2020年9月に宮若市と「リモートワークタウン ムスブ宮若」連携協定を締結。宮若市の学校跡地を利活用した事業を共同で進め、トライアルグループが提供するスマートショッピングカートをはじめとしたデバイス開発センター「TRIAL IoT Lab」や、同社技術者と取引先のAIエンジニアが共同でリテールAIを開発する「MUSUBU AI」、農業観光振興センター「みやわかの郷」、最先端IoT技術を導入した省人化店舗「トライアルGO脇田店inみやわかの郷」、産地産直レストラン「グロッサリア」などを展開してきた。各施設の開館後、リテールAIという新産業の定着や雇用の拡大、定住・関係人口の増加など宮若市への大きな効果がみられたことで、今後も継続して産官連携のまちづくりを進めていくことで合意した。
同社は2015年9月設立、資本金1億円、連結売上高は5974億円(22年6月期)。