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介護職員初任者研修の指定事業者に認定  さわやか倶楽部    研修期間は8月2日から2カ月間


 株式会社ウチヤマホールディングスの子会社で、介護福祉事業の株式会社さわやか倶楽部(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)は6月28日、福岡県から介護職員初任者研修過程の指定事業者に認定された。
 介護職員初任者研修過程は、ホームヘルパー2級に代わる資格として今年4月にスタート。福祉業界に携わる上でのコミュニケーション技術、老化や認知症、障害への理解などを教授するもの。同社は社員のスキルアップや、これから介護事業に従事する人材の育成を目的に申請していた。まず本社会議室で8月2日から10月18日までの期間、週2日毎、合計130時間の研修を行う。研修費用は受講料、テキスト代込みの3万8000円。自社以外の職員からの研修も受け付ける。定員30人で、講師は介護福祉士やケアマネジャー、看護師の資格を持っている社員が担当する。また、第2回目は来年2月~4月にも研修を予定している。同社では「介護業務を行うために必要な知識や技術を活用して、業務をする際の考え方を身につけてほしい」と話している。
 ウチヤマHDは2006年10月に設立し、昨年4月にJASDAQに上場。資本金13億6051万円。グループ従業員3664人。今年3月期のグループ売上高は199億6800万円。さわやか倶楽部は2004年12月設立。資本金2億80万円。従業員1710人。単体売上高は89億3106万円。