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事業再生のスペシャリスト集団として経営を共創支援

(写真)(前列中央)鈴木俊行社長

顧客企業と「ガッツリ組む=KUM」という社名の由来通り、現場常駐型の二人三脚コンサルティングで事業再生を支援。いよいよアフターコロナの時代が始まり、経済の立て直しが急務となる中、地域に密着した事業再生のスペシャリスト集団として九州地場企業の経営を熱く支援していく。

顧客と「ガッツリ組む」コンストラクター

2015年4月、各分野のコンサルティングスペシャリストが集結してKUM㈱の歴史がスタート。設立以来、「ガッツリ組む=KUM」のスタンスを貫き、現場に常駐して「クライアントよりもクライアントのことを知る」ことで課題抽出と解決策の立案、そして実行までを支援してきた。「私達の役割は経営の指導やアドバイスだけではない。どう計画を実行していくかが重要であり、計画のゴールまで共に走り、共に創り上げていくコンストラクター(作り上げる人)であることが使命」と鈴木社長は宣言する。
事業再生において大切なのは一時的に乗り切ることだけではなく、持続可能な成長経営へのシフトである。そのために、まず事業デューデリジェンスで徹底的に経営状況を調査分析し、事業モデルやその将来性、商品やサービスの市場競争力、そして企業価値向上の源泉となる収益源を把握し、これらのデータをもとに具体的な事業再生計画を策定。「聖域」なく打ち手を探すことで経営者と衝突することもあるが、顧客企業の存続を第一として妥協することはない。
再生計画が進まない要因の多くは「実行できる人材の不足」であるため、真骨頂である共創支援で達成までサポートし、成功体験を蓄積させていく。これにより会社全体が能動的な姿勢に変化し、再生から成長への道筋に切り替わっていくというものだ。

採用強化と育成で案件増加に対応

「1社でも多くの事業再生を支援し、地域経済の底上げに貢献したい」という想いから、その基盤となる人材採用にも積極的に取り組む。「当社は第三者的な立ち位置のコンサルタントではなく、クライアントと一体となって困難に立ち向かっていく。だからこそガッツリ組むの理念に共感し、経営を根幹から創り上げるために泥臭く汗をかける熱い気持ちが採用基準」と説明する。
コンサルティングと聞くと長時間労働で異動が多い激務のイメージだが、「人が定着していくことこそ企業の財産」として、ワークライフバランスを実現。社員の約半数が女性で、産休・育休後の復職率は100%となっており、転勤なしで生活地盤を安定し、公私ともに充実できる環境を整えている。
平均年齢が30代の若い会社だからこそ人材育成にも注力しており、知識の習得だけではない理論と実務の両輪から構成する独自の育成カリキュラムと、チーム制によるフォロー体制できめ細かく成長を支える。今春には初の新卒採用社員が入社し、今後も新卒含めた新たな仲間を増やしていくことで増加する相談案件への対応力を強化していく方針だ。
コロナによる事業再生の相談件数増加はもとより、相談企業の経営は以前より悪化した状態が多いという。「だからこそコンサルタントのレベルアップに向けた育成は不可欠」とし、また「追い込まれてからではなく、早期の相談が何より重要。そのためにも地域密着型の事業再生のスペシャリスト集団としてのブランドを構築し、九州地場企業の縁の下を支えていきたい」と熱く心をたぎらせていく。

鈴木俊行 社長
すずき・としゆき/久留米市出身。1980年7月28日生まれの42歳。久留米工業高等専門学校卒業後に東レ㈱入社、その後コンサルティング会社に転職し、7年勤めて独立。趣味はゴルフ、おいしい食事とお酒

 

 

採用情報
募集職種/(新卒・第2新卒)ジュニアアシスタント、(中途)アソシエイト、アシスタント
応募資格/大学卒
採用実績/2023年度1人(新卒)
採用予定/1〜5人
年間休日/120日
問い合せ/https://kum.co.jp/recruit-top
担  当/中村

(ふくおか経済EX2023年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
KUM(株) (クム(カ)
代表者名
鈴木俊行
所在地
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2-4-17 第六岡部ビル7F [MAP]
TEL
092-753-6385
企業ホームページ
https://kum.co.jp
設立
2015年7月
創業
資本金
2,100万円
従業員数
18人