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少額投資非課税制度の専用口座の受付を開始  北九州銀行    住宅、教育ローンなどの足がかりに


 株式会社山口フィナンシャルグループ傘下の株式会社北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、加藤敏雄頭取)は8月1日、少額投資非課税制度(NISA/ニーサ)の申込受付を開始した。
 来年1月から導入されるニーサは、証券会社や銀行などの金融機関で個人が専用口座を開設して上場株式や株式投資信託などを購入する際、20・315%課税される配当金や売買益などが非課税になる制度。同行ではニーサ専用口座獲得を機に、住宅や教育ローンなどの総合的な取引にも繋げる狙い。購入金額は年間100万円までで、非課税期間は口座開設から5年間。同行全店で取り扱い、申し込みの際には「非課税適用確認書の交付申請書兼非課税口座開設届出書」と、今年1月1日現在の住民票の写し、もしくは住民票の記載事項証明書などが必要になる。同行では「これを機に多用な運用機会の創出を支援したい」と話している。
 同行は山口銀行の九州域内23店を引き継いで2011年10月開業。資本金100億円。開業以来、県内に7支店を新規開業し現在30店体制。今年度中に若松区ひびきの南、八幡西区鉄王1丁目にも支店を開設する。