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天神地下街の南エリアをリニューアル 福岡地下街開発


週刊経済2023年2月21日発行

食物販6店舗が新規出店

不動産賃貸業の福岡地下街開発㈱(福岡市中央区天神1丁目、三角正文社長)は3月25日、天神地下街(同区天神2丁目)の南エリアをリニューアルする。
3月27日の地下鉄七隈線延伸開業を記念し、天神南駅に直結する南エリア(11・12番街)の店舗を一部入れ替える。地下街のリニューアルは開業40周年の2016年以来となり、今回はイエナカ需要やテークアウト需要の増加に伴い、食物販店舗の誘致を強化した。これまで100円ショップやコンタクトレンズ、アクセサリーショップなどが入居していた場所に、3月25日、福岡のあまおう苺専門スイーツ店の「伊都きんぐ」、シフォンケーキ専門店「シフォンケーキ マリィ」、パン屋「ブール アンジュ」、アメリカンマフィン専門店「ミセスエリザベスマフィン」、イチゴスイーツ専門店「イチゴプロ」、また、4月25日にはスープ専門店「スープストック トーキョー」がオープンし、南エリアの食物販店舗数は既存店含め11店舗となる。
同社では「七隈線の延伸により増加する沿線居住者や、博多と天神南のネットワーク強化による博多方面からの新たな客層を取り込みたい」と話している。