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LGBTQ+フレンドリー宣言 ジャパンネットワークグループ


週刊経済2023年2月14日発行

多様性を受け入れ

ソフトバンク携帯ショップなどを運営する㈱ジャパンネットワークグループ(以下JNG、福岡市中央区赤坂1丁目、齊藤拓也社長)は1月、「LGBTQ+フレンドリー宣言」を表明し、LGBTQ+に対する配慮に向けた取り組みを本格的に始める。
性の多様性を認め尊重し合い、誰もが自分らしく暮らせることを目指し、まず社内の職場環境づくりに取り組む。JNGではNPO法人グッド・エイジング・エールズ(work with Pride事務局)が2016年に策定した日本初の職場におけるLGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティへの取り組み評価指標「PRIDE指標」で3段階評価の最も達成度が高い「ゴールド」取得を目標に従業員の意識改革や適切な人員配置、ビジネスと人権に関する行動計画を策定していく。そのため啓発イベント企画運営などのNPO法人カラフルチェンジラボ(同区渡辺通2丁目)の三浦暢久(あなたののぶゑ)代表理事がJNGに対して社員研修を実施。1月10日に管理職向けに2月6日に社員向けに研修を開き、今後100人以上の全従業員に対しアンケートを取り、初期は第三者機関のカラフルチェンジラボが従業員のケアを行うが、2年目以降は社内で実装していくことを目指している。齊藤社長は「身体特性や性表現、性的指向を差別せず、多様な価値観を受け入れて尊重する組織づくりを目指していく。働きやすい職場環境をつくり接客サービスにも繋げていきたい」と話している。