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広島駅南側に長期滞在型の自社ブランドホテル Satisfill


週刊経済2023年2月14日発行

国内16カ所目

インバウンド向けホテル展開の㈱Satisfill(サティスフィル、福岡市中央区清川1丁目、井上進太郎社長)は2月末予定で、広島市南区西荒神町に長期滞在型ホテルをオープンする。
ホテル名は「ランドーホテル広島プレステージ」で自社ブランド「RANDOR(ランド)」の新棟。広島では2棟目で、計16棟目の開業となった。同社は国内観光都市でのホテル展開を掲げており、インバウンドをはじめとするグループ利用を取り込む。場所はJR広島駅南側の荒神三差路交差点そば。建物は鉄筋コンクリート造りの10階建てで、客室数は43室。ブランドの特徴である「住めるホテル」を目的に、客室づくりはグループで過ごしやすいリビングスペース主体で、全室の専有面積は45㎡以上が中心で部屋の広さも重視した。また、充実したキッチン設備や大手家電販売店とコラボした最新家電を設置するほか、檜風呂や肩湯、露天風呂も設ける。同ホテルの松永英寿さんは「広島駅や周辺の観光地へのアクセスも良好。多くの方にご利用いただきたい」と話している。
同社は2018年1月設立。資本金3千万円。現在、東京、札幌、大阪、京都、広島、福岡で計16棟の自社ブランドホテル「RANDOR(ランド)」を運営中。