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12月の外国人入国者数は17万6559人 九州運輸局


週刊経済2023年2月7日発行

コロナ禍前の約9割まで回復

九州運輸局(福岡市博多区博多駅東、吉永隆博局長)が1月24日に発表したクルーズ船を含まない12月の外国人入国者数は、速報値で前年同月比約400倍の17万6559人だった。
コロナ禍前の2019年同月は19万7110人で、9割程度まで回復した。また、1月から12月までの2022年の累計入国者数は速報値で40万2196人となり、通常入国者数では2020年の年間値33万5755人を上回った。
一方、10月の外国人入国者数の確定値は、前年同月比約107倍の4万9116人だったものの、入国者制限などの影響で、19年入国者数の2割程度に止まった。国・地域別では、韓国が前年同月比約203倍の3万1591人でトップ、次いで、タイが約464倍の3251人、昨年0人だった香港が3238人と続いたが、19年比では、韓国は約6割、タイは約4割、香港は1割程度まで回復している。