粕屋郡宇美町ゆりが丘４丁目に本社を移転　七洋製作所

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週刊経済2023年1月31日発行

冷凍パイ生地の受注増加に伴い

製菓用オーブンや冷凍生地製造を手掛ける㈱七洋製作所（内山素行社長）は１２月１２日、本社を粕屋郡宇美町若草２丁目から同町ゆりが丘４丁目の「宇美工場」に移転した。
これまで２階建ての本社兼工場で、１階が冷凍パイ生地工場、２階が本社事務所だったが、冷凍パイ生地の受注増加で手狭になったため、２階も工場とし、本社をオーブン製造の宇美工場内に移したもの。宇美工場は３階建てで、１階がオーブン製造工場だが、２階と３階は空いており、２階（１６５㎡）を従業員休憩スペース、３階（３１３㎡）を本社に改装した。スタッフは約１０人体制。
冷凍生地工場のフロア面積は倍の１２１４㎡となり、新たに冷蔵庫や生地のカットマシーン、ミキサーなどを導入し、生産力は３倍になった。スタッフは倍の２０人体制。同社では「本社移転と工場増設を機に、より一層社業にまい進していく」と話している。