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11カ月連続増加の955億円 九州スーパー11月販売額


週刊経済2023年1月31日発行

前年同月比4・0%増

九州経済産業局が1月12日に発表した2022年11月のスーパー販売額(速報値)は、九州内全店ベース(492店舗)で前年同月比4・0%増の955億円となった。
飲食料品の動きが良かったことなどから11カ月連続の増加となった。商品項目別に見ると、「衣料品」は修学旅行再開など含めた旅行需要を受け、靴や鞄などの身の回り品は好調だった。一方で、気温高の影響からコートやダウンなどの重衣料をはじめとする衣料品全般の動きが鈍く、8カ月ぶりに前年を下回る6・2%減の102億円に。「飲食料品」は、レトルトや冷凍食品などの簡便食材や弁当、総菜などが堅調で、15カ月連続で前年を上回る6・4%増の603億円。「価格上昇の中でもパンや時短商品の動きは悪くなく、外食や衣料品を節約するなどの傾向がみられた」としている。「その他」では、スキンケアやリップなどの化粧品に動きが見られ、11カ月連続で前年を超える2・8%増の249億円だった。
詳細は表の通り。

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