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JR遠賀川駅北口に交流施設 遠賀町


週刊経済2023年1月24日発行

4月1日オープン予定

遠賀町(古野修町長)は4月1日、JR遠賀川駅北口に交流施設「おんがみらいテラス」をオープンする。
建物は3階建て、延べ床面積1694㎡。1階の大部分はフリースペースで、仕事や勉強、読書などに利用できるカウンターやソファーベンチ、談話室「わいわいボックス」、打ち合わせなどに利用できるラウンジスペースのほか、有料で貸し出す多目的室(約60㎡、約24席)を設ける。2階には約150人の収容が可能なホール(約180㎡、70~150席)を配置し、分割利用や、テラス(約210㎡)との一体利用にも対応する。3階には、町内の子育て支援拠点「ぐっぴぃ」を移転し、子ども向けのおもちゃを用意した遊戯室(約160㎡)を設けるほか、保育士が常駐し、育児相談や有料の託児サービスを提供する。一時預かりは満1歳から小学校就学前の子どもが対象で、1時間当たり500円。午前9時から午後5時までの間で最大3時間まで利用できる。多目的室やホールの使用料は時間帯や使用する施設の規模によって異なり、1時間当たり700円から2千円。必要に応じて、音響・映像機器類なども有料で貸し出す。施設の利用時間は午前9時〜午後10時まで(遊戯室は午後6時〜同10時のみ専用利用可)で、休館日は毎週火曜日(祝日の場合は翌営業日)、年末年始。4月2日以降の利用予約を受け付けており、利用許可申請書は駅前サービスセンターの窓口、遠賀町ホームページから取得できる。町内者は利用日の4カ月前、町外者は利用日の3カ月前から申し込みが可能。
商工振興係では「町内外の方の利用により、新たな交流が生まれることを見込んでいる。子育て支援拠点などの利便性を高めるだけでなく、駅利用者以外にも駅周辺を訪れてもらうきっかけをつくり、駅前商店街のにぎわいにつなげていきたい」と話している。