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前年同月比7・3%増の186億7023万円 福岡市内4百貨店の11月売上高


週刊経済2023年1月24日発行

14カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の11月売上高は、前年同月比7・3%増の186億7023万円で14カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が12月23日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身の回り品が50億円(18・2%増)、雑貨が46億2100万円(20%増)、衣料品が39億4500万円(4・1%減)、食料品が37億2600万円(2・4%減)、家庭用品が3億9500万円(3・1%減)、食堂・喫茶が1億8700万円(10・3%増)。気温が高かったため衣料品は低かった一方、ラグジュアリーブランドや財布など高額消費が活発だった。  また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では206億5877万円(1・2%減)で4カ月ぶりのマイナスとなった。商品別では衣料品が54億5900万円(7・2%減)、食料品が79億7400万円(2・4%減)、雑貨が31億1千万円(6・3%増)、身の回り品が23億4400万円(1・2%増)、家庭用品が9億200万円(5・6%減)、食堂・喫茶が4億5200万円(17・1%減)だった。
全国の売上高は、前年同月比4・5%増の4692億円と9カ月連続のプラスだった。また、入店客数は1・2%増えた。高額消費が引き続き活発だったこと、前月の水際緩和で増勢に転じたインバウンドが牽引し、食品催事も好評だった。

表はこちらから。