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売上高は1・2%増の8億7700万円 メディアファイブ中間期


週刊経済2023年1月24日発行

通期増収へ

ソフトウエア開発のメディアファイブ㈱(福岡市中央区薬院1丁目、河野活社長)の2023年5月期中間決算は、売上高が前年同期比1・2%増の8億7700万円、経常利益が83・9%減の100万円で増収減益だった。純損益は700万円の赤字(前年同期は400万円の黒字)。
主要事業のSES(システムエンジニアリングサービス)事業は新規取引先の獲得や既存取引先における契約単価交渉など戦略的な配置転換で売上高、利益ともに前年同期を上回ったが、前期好調だったソリューション事業は安定的にシステム開発案件を受注したものの損失1168万円(前期266万円のセグメント利益)となった。河野社長は「ITエンジニア需要の高まりを背景にオーダーは潤沢にいただくものの当社の人材の手当が十分にできないことが課題。未経験者や新卒者を積極的に採用してITエンジニア育成研修を拡大していく」と話している。
今期売上高は前期比2・8%増の18億4900万円、経常利益が同48・7%減の1500万円で増収減益を見込む。